NHKきょうの料理はアスパラガスの土鍋ごはん、昆布だしの取り方!吉村昇洋の精進料理
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2016年5月日放送のNHKきょうの料理は普門寺副住職の吉村昇洋(よしむらしょうよう)さんが「禅寺ごはん」と題し、精進料理の「アスパラガスの土鍋ごはん」のレシピを紹介してくれました。
基本となる「昆布だしの取り方」は、仏教の教えにより肉、魚などを使わないため、かつお節も使いません。そのため、じっくりと昆布の旨味を引き出します。
「アスパラガスの土鍋ごはん」は、土鍋でじっくりと炊き、食材とじっくりと向き合います。昆布だしを吸わせて旨味がまし、アスパラガスのよい香りがただようシンプルな土鍋ごはんですよ。
「新じゃがいものコロッケ」「キャベツのスープ」のレシピはこちら
★きょうの料理はアスパラガスの土鍋ごはん
・昆布だしの取り方
材料
昆布(15×20㎝) 2枚
水 5ℓ
作り方
鍋に水(5ℓ)を入れ、昆布をつけて3時間ほどおきます。
弱めの中火にかけ、沸騰する直前にふたをして火を止め、1日間おきます。
☆冷蔵庫で3日間ほど保存可能!
☆残った昆布は炒め物・佃煮・みそ汁の具に使う!
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・アスパラガスの土鍋ごはん 2〜3人分
材料
米 2合(360ml)
グリーンアスパラガス 2本(約50g)
昆布だし 適量
(上記参照)
薄口しょうゆ 小さじ1
塩 1つまみ
作り方
米を指先でやさしく洗い、ボウルに入れて米が浸るくらいの昆布だしを加えて45分ほどおき、米が半透明か真っ白に変わっていれば、ボウルに重ねたザルにあげます。
☆昆布だしは米を炊く時に使うのでとっておく!
アスパラガスはピーラーで穂先の下から皮をむき、茎の堅い部分も切り落とさずに厚めに皮をむきます。
4㎝の長さに切ります。(皮はコロッケに使うのでとっておく)
米を土鍋に入れ、昆布だしを360ml加えます。(足りない場合は昆布だしを足す)
☆土鍋でじっくりと炊く!
薄口しょうゆ(小さじ1)、塩(1つまみ)を加えて味付けし、上にアスパラガスをのせてふたをして中火にかけます。
蒸気が勢いよく出たらごく弱火にして15分間炊きます。
最後に火を強めて5秒間加熱してから火を止め、20分間蒸らしたら出来上がりです。
アスパラガスを取り出してご飯を器に盛り、上にアスパラガスをのせていただきます。
★きょうの料理の精進料理3品
「アスパラガスの土鍋ごはん」
「新じゃがいものコロッケ」
「キャベツのスープ」
精進料理では食材を余すことなく、使いきります。皮やだしがらなど、次のレシピにしっかりと活用されていました。
また、精進料理の食事作法として、
1 器や箸を持つ時は必ず両手で扱うこと。
(丁寧に扱い、目の前の食事にしっかりと向き合います)
2 かむ間は箸を置くこと。
(食材1つ1つに意識を向けて味わいます)
3 食べる時には話をせずに、なるべく音をたてないこと。
4 食べ終わったら食器にお茶などを注ぎ、一切れ残しておいた漬物などで食器をぬぐい、そのお茶も最後に飲み干すこと。
なんだそうです。
食材や食事と面と向き合って感謝していただく、とても勉強になりました。
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